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2010年03月04日

100228里山(木見)

100228里山(木見)
   先週無事にボードも出来て足のヒビも大分良くなってきたのだと自己分析。そこで今週は山に入ってリハビリハイクを行うことにした。
しかし積雪のある山を登るのではなくこんな雪の少ない冬には里山探検をしよう。オイはまだ地図を読む力がないので、どちらに間違えて下りてしまっても大丈夫な里山で地図片手にルートファインディングの練習をすることにした。
そこで地元の駅から2駅先の木見という駅へ向かった。木見からしばらく歩いて端のほうから山の中を通って地元まで帰ろうと計画。

山道ハイクのスタート地点は熊野神社。
(紀伊熊野で修験道開祖した役小角の弟子がご神体と共に瀬戸内海を数年間漂流し、岡山県の児島に上陸して新熊野として開いたとされる由緒正しい場所)

   まず目指すのは蟻蜂山(ギホウザン)。人もそれなりに入山しているのか想像と違ってトレイルがあり、ところどころ赤いテープの印がしてある。
まずコンパスで頂上のある方角に合わせてから山の中を進んでいき、出来るだけ赤テープは目に入れないようにしてある程度進んだら地形の形と地図を照らし合わせて今自分のいる所を地図の中に落とし込んでみる。
オイは今ここにいるはず。この尾根を登っているはずだから…。
100228里山(木見)
そんなことを考えながら進んでいくのだが、あまりにしっかりとレイルが付いていてどうやら明らかにそれに導かれているオイです。
そして難なく蟻蜂山(232m)の頂上に着いた。頂上には鉄塔が立っていた

次に向かうは熊山だ。大きな谷を挟んだ左手に見えているので再びコンパスを合わせて蟻蜂山を下る。
下りもしっかりとレイルが付いていて気持ち良さそうな感じだったのでちょっと走ってみちゃおうって思い、そのままスピードを上げていく。
おおお!!楽しい下りだ~!!!
って思えたのもつかの間、次第にヒビの入っている右足の親指が痛くなってきた。走ると靴のつま先部分に指が当たり、親指が曲がって力がかかり痛むようだ。
それを庇うように走っていると今度は左膝が痛みだした。やはりまだ走るのは早かったようだ。

それにしてもこんなに下っていいのかな?左に曲がっていくはずなのになって思ったときには遅かった。
木の間から木見の駅が見えてきた。間違えて大分下っちゃった。
ただでさえルートファインディングできないヤローが走りながら正しいルートを進めるわけ無い。考えたら当たり前なのだが、あまりに立派なトレイルが付いてたので…油断した。
トボトボと登り返しながら右に進むべき尾根を見つける。そこにはもう立派なトレイルは付いていなかった。

その後はかなり慎重に進んでいくようになった。しっかり地図を見て今いる場所を把握して、この先の風景を予想しながら進むようになった。
そして予想通りの風景になり正しいルートに進んでいると確信できたときかなり嬉しい。
どうやら少しだけ地図が読めるようになったみたい!
100228里山(木見)
無事に熊山(237.5m)着くことができた。頂上には祠があって別の方角からお参りするためのトレイルが付いてた。
以前のオイならば何も考えずにそのトレイルを下るが今日は違う。頂上でしっかり地図を眺めて方角を確認してトレイルのある方角を確認する。どうやら行きたい方角ではなさそうだ。
目指す方角へ行き、木の間から地形を確認して進むべきルートを見つけ出す。探検っぽくって面白い。
ときどき赤テープが目に入り少し安心する。しかしこのテープも間違えているかもしれないぞ。気を抜くな。

しかしこの後再び迷った。それは竹林の中だった。竹林は鬱蒼としているし古い竹があちこち倒れていて何だか周りが見渡しにくいみたい。
それにかなり両膝や右親指も痛くなってきていて少し集中力が無くなっていたのだろう。気が付けば進むべきルートを失い、地図を確認して正しいルートに合流するだろうと思って急な斜面を下って沢に下りたが全く違う沢だった。
竹を伝いながら沢へと下りたが滑って転ぶし、足も膝もかなり痛むし辛かった。
地図上で自分のいる位置を探そうとしたがどうしても正しいルートを見つけることが出来ず、悲しいかなここで一旦リタイア。GPSで現在地を確認してみる。そしたら予想している場所と全然違うところにいるじゃないか。元の尾根まで急斜面を登ることもできないのでエスケープで車道へと出る。

足も痛むのでこのまま車道をトボトボと歩いて木見の駅まで帰ろうかとも考えたが次のタコラ山まで頑張って登ろうと決意。再び山道へと入る。
タコラ山へは今まで以上に荒れている。竹があちこちで倒れていてなかなか進めない。地図をしっかりと見ながら登っていく。
100228里山(木見)
痛む足を庇いながらどうにかタコラ山(215.5m)までたどり着いた。ちょっと今日はこれ以上はやめとこう。最後の下りも迷わないように地図を睨めながらルートを探す。
熊山とこのタコラ山くらいが今のオイのルートファインディングの練習にはもってこいの山だった。


   無事に車道まで下山できて本日のハイクは終了…だと思ったんだけど下山した後のことを考えてなかった。木見の駅まで戻って電車に乗って帰るのも、そのまま車道をテクテクと歩いて地元へ戻るのもそんなに変わらない感じに思えた。
実際には歩いて帰るほうが大分距離があるのだが、まだ昼過ぎだし車道を歩くだけなら足は痛まなかった。なのでそのまま歩いて帰ることにした。
道端を観察しながらツクシ生えてないかななんて思いながら歩いたがまだ少し時期が早かったようだ。

山をひとつ越えて歩いていると相方のお父さんからBBQしてるから来いと連絡が入る。今歩いているのでそこまでたどり着くまで大分時間がかかると伝えると迎えに行ってやるとのこと。
というわけで本日の里山ハイクはここで無事終了。
約5時間半、16.6キロくらいのハイクだった。


100228里山(木見)
(クリックで拡大)
赤ライン→トレイル
青ライン→車道

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Posted by ナオキ at 23:28│Comments(0)山へ
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