2008年05月11日
出雲大社

今年のGWはなかなか家族のスケジュールが合わなかったけど、どうにか5日だけは全員休みになったので、日帰りで出雲大社まで旅行に行くことになりました。
今年出雲大社は「平成の大遷宮」で59年ぶりに御本殿の一般公開をされています。こんなチャンスは滅多と無いとおばあちゃんも連れて島根へと向かいました。
でも裏の目的は出雲大社は縁結びの神様なので、妹が素敵な出会いを授かりたいということで参拝しに行くらしい…。
しかも妹は昨年もGWに友達と出雲大社までお参りに行っている。
今年もまた行くということは… 昨年の成果は…orz

一日しかないから出来るだけ早く出ようと家を出発したのは5日になったばかりの深夜12:30。
おばあちゃんをナオキの動く城のベッドスペースに寝かせていざ出発。
88歳のばあちゃんにこんな扱いをして良いんだろうか。
ただ救いはおばあちゃんは耳が遠くなっているのでディーゼルの音はうるさくはないだろう。

そして島根の出雲大社に到着したのはAM4:30。父さんと妹が起きていてくれたので楽に運転できた。
出雲大社の駐車場は門が閉まっていて、開門を待つようにすでに30台くらい車が並んでいた。
とりあえず一番最後尾に車を着けてプシューッと始めた。2本目を空ける頃にはうっすらと空が明るくなり始めていた。
少し寝ないとと思っていると前方の車が動き出した。どうやら開門されたらしい。オイも無事に駐車場へ車を停めることが出来て
安心して仮眠を取った。

おばあちゃんが居るので朝は早い。7時くらいには起きて豪勢な朝飯タイム。
周りを見るともう駐車場が車でいっぱいになっている。早く着くように来て良かったと思った。
朝飯を食べていると外を歩いている人の中にしっかりジャケットを着ている人や、制服を着た子供連れの家族を見かけるようになった。
御本殿の見学をするのに少しドレスコードがあった。ジーパン、Tシャツ、サンダル駄目。襟付きシャツなどを着てきてくださいと。
まだ8時を少し過ぎたくらいなのにもう行ってるのかな、見学できるのは受付開始が9時からなのにと思っていた。
のんびりと洗面を済まして見学できる格好に着替えて9時15分くらい前にいざお参りにと行ってみたらなんと…

ありえないくらいの長蛇の列。
最後尾というプラカードを持った警備員の方が「えー、ただいま約2時間待ちです」って言ってる。
呆れたがここまで来たのに見学せずに帰ってしまうのももったいないので並ぶことにした。
当然おばあちゃんは車で待機。母さんと妹も車で待つことにして、父さんと2人で並んでいた。

そんな長蛇の列の忙しい様を横に芝生のベンチでくつろいでいらっしゃった粋なおじいさんを激写。

拝み方はここ出雲大社では一拝祈念二礼四拍手一拝なんだって。
それにしても総事業費八十億っていったい…。


おばあちゃんたちは車でずっと居るのも退屈なので外に出て受付近くで行われていた神楽の奉納を見学していた。

そしてやっとの思いで受付までたどり着いた。待ち時間やはり2時間くらいだ。
ここから先は撮影禁止なので後から貰った絵葉書を載せてみる。


御本殿の天井に描かれている八雲の図。
"中央が心の御柱、北側が上段、南側が下段部にあたる。北側空白部は御内殿の位置である。八雲は造営遷宮に際して描かれたものであるが、起源については詳らかではない。下段中央にある最も大きい雲は「心の雲」といい、遷宮斎行直前の牛の刻(正午)、黒雲の部分に「心」入れという秘儀が行われた。これにより「天下泰平・朝廷宝位無動・仁民護幸給」等が祈られ、子の刻(午前零時)、遷宮が斎行された。雲の配置、配色、逆向の一雲等、秘められたものが多い"(御本殿特別拝観之証から)
この八雲は260年前に描かれたときのままの状態だそうですが、全く色褪せなどしてなくてとてもすばらしいものでした。

(御本殿内部図-パンフレット)



無事に見学を済ませて拝殿(現仮殿)でお参りをしました。
おばあちゃんも上機嫌!!!
そしてこの後が本日のメインイベント。
隣に隣接している神楽殿の大しめなわにお賽銭を突き刺す行事。
自分の投げてお賽銭を突き刺し、尚且つ他人が突き刺しているお賽銭を落とさなければ願いが叶うらしい。
どうやら妹は去年はこれができなかったらしい。ので縁に恵まれなかったとのこと…。
今年リベンジ、第5投目…。

無事に刺さりました~\(^ ^)/
これで妹も上機嫌。
今年もみんなが幸せに過ごすことの出来る一年でありますように!!!
Posted by ナオキ at 09:59│Comments(0)
│名所へ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。