ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 中国 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2008年05月23日

剣山

剣山
  今年の夏に相方と富士山に登ろうと計画を立てた。彼女は登山経験が無いので夏までに何回か登山に行き山に慣れてもらうことにした。
どうせ山に登るなら富士山と同じ百名山にしようと思い、そこで今回は四国の徳島県にある剣山へ登ることにした。
この剣山は西日本で第2の標高の山なのですが、登山口の見の越から標高1750Mの西島まで登山リフトがあるのでとても登り易い山になっています。

  岡山を出たのは夜の11時過ぎ。瀬戸大橋を渡って国道483号線をひたすら南下する。相方は助手席で大爆睡。。。
徳島県の美馬市街を過ぎた辺りから道路がどんどんと細く怪しくなっていく。そういえば以前父さんが四国の三桁の国道は恐ろしいぞって言っていたことを思い出した。
…そして遂にそれは酷道となった。
ボロボロの舗装路で車一台がやっとの幅、それにヘアピンカーブの嵐。
ひょっこりと道の脇に鹿が出没するし、かなり気合のいるドライブとなった。

登山口のある見の越に着いたのは深夜2時半くらいだった。
無料の駐車場が斜面なっていたので、車高調キットを使って車を停めてプシューッと宴。
少し薄暗いが駐車場にトイレもあるのでなかなか便利。プシューッとするのも進んでいった。

  昨夜の運転で疲れていたのか朝は軽く一時間ほど寝坊した。朝飯を食べて急いで準備をして8時45分登山スタート。
まだ体力もあり、山に慣れるために来たので登りはリフトは使わずに登山することにした。
剣山
石段を登り剣神社の横からトレイルとなっていた。そこには、
剣山
ツキノワグマに注意!!!
慌てて持ってきていた鈴を鳴るようにセットする。
朝から何十組もの人たちが登っているので多分大丈夫だろうと思ったけど、もしバッタリ遭遇なんてしたら怖い。鈴は持ってきていて正解だった。
相方は「チリーン、チリンとうるさいな」って笑ってる。
剣山
そんなに急な登りも無く、のんびりと登っていったので体力的にもまだまだ余裕がある。
約1時間くらいでリフト終点の西島駅に到着。結構沢山の人で賑わっていた。
剣山
                                      (クリック)
コース案内の看板があったので今日のコースを確認する。
今日は黄色の登山コースを通って稜線まで出て、そこからまず剣山を眺められる次郎笈に行って、その後稜線を戻って剣山山頂を目指すことにした。
この黄色の登山コースは稜線まで剣山をトラバースするような感じのトレイルになっていて、息を切らすことなく難なく進んでいくことがでる。
剣山
途中振り返り見上げてみれば大きい岩の横に建っている大剣神社を確認することができた。
そして更に進んでいくと稜線にたどり着くことができた。薄曇といったところだが見通しはすごく良い。
剣山
稜線上は風がもろに当たって少し寒く感じた。
次郎笈までの尾根道は結構急で、ちょっと登っては小休止してまたちょっと登りとやっと登山っぽくなって非常に面白かった。
何でこっちの山に登るんって言う相方からのブーイングをかわしつつ頂上を目指した。
剣山
剣山
次郎笈のてっぺんから見る剣山はとても綺麗で、息の上がっている相方も満足そう。
バックパックからチョコレートを出して栄養補給。少し休んで体力も回復したのでいよいよ剣山山頂を目指す。
時刻は11時過ぎ。剣山に登ったら丁度お昼ご飯という運びになる。
剣山
次郎笈側の尾根道は結構きつかったけど、剣山側はそこまで急登ではなかった。
しかしやはり登りは登りなのでフーフー言っている相方を励ましながら進んでいく。
剣山
  やっとたどり着いた頂上はクマザサを守るために木道が整備されていて広い原っぱのような感じ。
大きいしめ縄で囲んだ中に一等三角点があった。

最短のコースでリフト終点から40分くらいで登ることのできる頂上にはTシャツやジーンズを履いている人たちが結構いた。
しかしそこはやはり1955Mの山のてっぺん、かなり風がきつく、そんな人たちは寒そうに足早に下山していった。

オイ達は山小屋横の比較的風の当たらないところでお昼を取ることにした。
更に舞いこんでくる風をよける為にオールウェザーブランケットで風除けを作るとそこはかなりな快適空間となった。
剣山
剣山
今日のランチはマルタイの棒ラーメンとおにぎり。山頂での温かい食べ物はとてもおいしかった。
食後にコーヒーを淹れてマッタリと相方も大満足。

  午後から天気は下り坂という予報通り上空には雲が出てきてしまった。陽が差さないと余計に寒く感じるので下山準備にかかる。
少し高度を下げると山の中に入り風は当たらなくなるので、下りも気持ちよく進んでいくことができた。
剣山
途中行きがけに見上げた大剣神社に立ち寄ってお参りをする。
お賽銭を持っていなかったので拝むだけになってしまった。
剣山
大剣神社からもう少し下った所には御神水という湧き水が沸いて出ていた。この水は日本の名水百選にも選ばれているお水だそうで、ペットボトルに入れて家に持って帰ることにした。
そしてあっという間に西島駅まで到着してしまった。下りは本当早い。

ここから見の越の登山口までは行きに登ってきた道をそのまま下るだけなので、帰りはリフトを使って降りることにした。
剣山
一人乗りのリフトにバックパックを前に背負って乗る。
リフトはすごくゆっくりと下っているけど歩くよりは全然楽ちん。
相方もこれは楽と大はしゃぎ。
15分くらいで見の越に到着。今回の剣山登山は無事に成功でした。

  帰りは行きと違った道を通ってみることにした。
帰り通るのは国道439号線。来るときに通った道よりはちょっとはマシな道かと思ったのですがやはり三桁の国道でした。
クネクネと下っていく道に相方の顔がみるみる青ざめていく。
登山をしているとき以上にきつかったようです。
次に登る山は行く道中がクネクネしてないような山にしよっと。
剣山剣山

同じカテゴリー(百名山)の記事画像
100801ムレムレ振子沢
100710-11富士登山
Sea to Summit day2
Sea to Summit day1
大山(元谷)
ユートピア泊(大山)
同じカテゴリー(百名山)の記事
 111112Sea to Summit大山(弥山) (2011-11-16 09:19)
 100801ムレムレ振子沢 (2010-08-03 23:53)
 100710-11富士登山 (2010-07-16 12:26)
 Sea to Summit day2 (2010-05-12 22:25)
 Sea to Summit day1 (2010-05-08 10:52)
 大山(元谷) (2009-02-10 21:12)

Posted by ナオキ at 20:14│Comments(0)百名山
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
剣山
    コメント(0)