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2007年10月07日

地元の秋祭り

地元の秋祭り
  昔の人は無病息災・豊作祈願といろんな意味を持って日本全国各地でそれぞれの祭りをしていたが、近代化が進むにつれてその意味を持たなくなりたくさんの祭りが衰退してなくなっていってしまいました。

しかし今現在でさえ暖冬・冷夏・水不足といった自然現象で穀物が育たなかったり水揚げ量が減ってしまったりと科学の力だけでは到底太刀打ちの出来ないことも多いのではと思う。

だから今の現代にだって神頼みがあっても良いのではないのでしょうか。

地元の秋祭り
  オイの地元にはこの辺りではそこそこ大きな祭りがある。
岡山県倉敷市児島(yahoo mapにリンク)の鴻八幡宮例大祭で毎年10月の第2日曜日に宮入りが行われる。

田の口・上の町・下の町と3つの町内の中で19の地区に分かれて(現在1地区が出ないために18地区)それぞれの地区がだんじり(萱刈地区のみは千歳楽)を出して金曜日の夕方くらいからそれぞれの地区内を繰り歩いている。
各地区はそれぞれ300から500人くらいの人が出て祭りをしているので結構にぎやかな祭りになっている。

地元の秋祭り
  この祭りの宮入りは山の中腹にあるお宮までの斜度16度から最大傾斜18度ある坂を各地区がそれぞれの練りやパフォーマンスをしながら1.5トンから2トンくらいの重量のだんじりを曳き上げて宮入を行います。

お宮の境内には午前と午後でそれぞれ9基ずつのだんじりが宮入りをして集まりとても賑やかになります。(オイは沖熊という地区にいるので写真が沖熊ばかりになってしまいます、すみません)

  だんじりの中には小学生の男子(現在は少子化で女子を乗せているところもある)が大きい胴長太鼓(大太鼓)・締め太鼓・鐘・鼓の4つの楽器を大人の吹く笛の演奏に合わせてたたきます。演奏するお囃子の曲目も7曲あり、小学生の子供たちは毎年6月くらいの早い時期から練習を始めて口伝伝承という方法で曲を覚えていきます。

特にお宮の宮入り・宮下がりで演奏される兵庫囃子という早いテンポの曲をたたく子供たちは、手に何回もマメをつくり厳しい練習にときに涙しながら稽古を重ねて本番の晴れ舞台に臨んでいます。
地元の秋祭り地元の秋祭り
  オイの地元にこれだけ人をあつくさせる祭りがあることを誇りに思う。
自然で遊ぶことの多いオイは昨シーズンのような暖冬での雪不足や、冷夏でのあのやる気のなくなってしまう夏なんてもう二度と経験したくない。
日本のすばらしい四季がこの先もずっと続いて行きますようにという願いを込めながらあと一週間に迫った祭りに心を躍らせています。

"No more 暖冬、No more 冷夏"

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Posted by ナオキ at 09:00│Comments(1)祭りに
この旅へのコメント
最高です。古きよき時代を大切にしたいと思います。
良い祭りにしましょう!!!
Posted by 祭り好き at 2007年10月10日 18:12
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    コメント(1)