2009年10月17日
21年度鴻八幡宮例大祭
一年が経つのはとても早いもので今年もいよいよ祭りの日が来た。
水曜日の夜には不安視されていた台風も通り過ぎてとても気持ちの良い秋晴れの週末になった。しっかりと雨も降ってくれてそれからカラッと晴れてくれたので斜度16度のお宮の参道の状態もすごく良い感じだ。
沖熊地区も金曜日の晩の宵宵祭りから始まり、徐々にヒートアップしてきて、日曜日にみんなのテンションは最高潮になっていた。
幼児の小さい子供から父兄の方々、お年寄りのおじいちゃんおばあちゃんまで、地区内のみんなが一丸となってだんじりをお宮へと曳き上げる。

(クリックで拡大)
地区内からお宮へと向かう沖熊だんじり。約350名ほどの人数になった。このお祭りの中でも1・2を争うほどの大所帯だ。

小学生の子供たちがだんじりの中で演奏する。
今年も厳しい稽古に耐えてきただけあってキレイな演奏をしてくれた。

いよいよお宮の馬場へとやってきた。
午前中から何基ものだんじりが宮入りをしてきて鴻八幡宮はお客さんで溢れ、異様な熱気に包まれている。
今年オイは宮入りの屋根を任せられて何時になく気合が入る。
さあ、今年も沖熊らしい最高の宮入りをしてやろうじゃないか!!
頭の中は真っ白になり、ただひたすら声が嗄れるまで大声で叫び続けた。。。
綱を曳く手、参道の真ん中にだんじりがくる様にと心棒に押し付けた身体、笛の音色を止めまいとする息遣い、だんじりがずり落ちないようにこね棒を後ろに差し込んで力を入れて滴り落ちてくる汗。
そう、全てはこの一瞬の為。

そしてすっかりと日も暮れた頃にお宮から下る順番がきた。
下りてしまえば祭りが終わる。鳥居を潜れば祭りが終わる。
みんなのそんな気持ちが伝わってくる。
いよいよ今年も終わる。。。
公会堂に帰ったときみんな最高の笑顔になっていた。
渦になって大声で伊勢音頭を唄った。熱くなって泣いてるヤツもいた。
Posted by ナオキ at 11:56│Comments(0)
│祭りに
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