2010年05月24日
BORN TO RUN

「BORN TO RUN -走るために生まれた-」最近話題のベアフットランニングの火付け役となった本。
中身はウルトラランナーや"走る民族"タラウマラ族の物語りを中心に何故現代のランナーは故障が絶えないのか?素足で渓谷を走り抜ける"走る民族"その走り方は?さらには世界最強のウルトラランナー達とタラウマラのと史上最高のウルトラレースなどとても読み応えのある本だった。
~彼は今度はややゆっくり走りはじめ、私は彼がすることをそっくり真似してみた。腕をぶらりと上げて手をあばら骨の高さにし、小刻みにステップを踏む。背中は、脊椎のきしむ音が聞こえそうなくらいまっすぐに。~
~楽に、軽く、スムーズに、速く、と考えるんだ。まずは"楽に"から。それだけ身に付ければ、まあ何とかなる。つぎに"軽く"に取り組む。~
~政府は道路を建設し、われわれのトレイルの多くを破壊している。ときには母なる自然が勝ち、洪水や岩盤すべりで道路をかき消すこともあるだろう。だが、先のことはわからない。こんな機会がもう一度あるかどうかはわからない。あしたは史上最大級のレースになる。それを目撃するのは誰かわかるか?いかれた連中だけ。ここにいるマス・ロコスだけだ~
(本文より)
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