ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 中国 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2011年06月03日

110522比婆山スカイラン

110522比婆山スカイラン
   先月のダイトレに続いてこの5月もトレイルランニングの大会に出場してきました。今回の大会は広島県庄原市のひろしま県民の森がスタート・ゴールで比婆山連峰をグルリと一周する比婆山スカイランというトレイルランの大会です。
この比婆山スカイランは今回で19回目ととても歴史のある大会です。途中スポンサーがなく開催されてなかったようですが無事に復活したみたいです。中国地方にこんな大会があるのはとっても嬉しいですね。
天気予報ではピンポイントで大会が行われる日曜日に雨マーク。しかしそこは晴れ男パワーでどうにかなるんじゃないかと期待しつつ前日入りする為にひろしま県民の森へ向かう。

110522比婆山スカイラン
まず旅の基本の水汲みから!
ということで今回は県民の森を過ぎて島根県に入り、ループ橋好きのオイがワクワクする超カッコイイ奥出雲おろちループを下ったところにある延命水を汲みにいく。
出雲坂根駅から溢れ出る湧き水。道を挟んだ駅の反対側からも湧いてるし、駅から800mほど下ったところには立派な水汲み場まである。
持ってきていたペットボトルやドロメダリーバッグに水を汲む。そしてもちろんハイドレーションにも汲んで入れた。
そして再びループ橋を上りかえして広島県へ。県民の森への分岐にある比婆山温泉に浸かる。
110522比婆山スカイラン
県民の森の駐車場には登山者か前日入りしているランナーか分からないが沢山の車が停まっていた。オイは一人宴するので、あまり人目につかないところに車を停めた。
本日もディナーは焼肉!寒くもないし、雨も降っていないので野外でジュージュー。ビールもプシュプシュ。どうやらオイはこれが楽しみで大会にエントリーしているということに気付いてしまう。

気分もよくなりシュラフに潜りこんで寝ていると、激しく屋根を叩く雨の音が聞こえる。どうやら天気予報は当たりのようだ。ドロドロになるんだろうななどと考えながらもう少し眠る。

110522比婆山スカイラン
   大会当日、寒い!朝ごはんを済ませて車でゴロゴロとしていると、選手の駐車場はコチラという看板を持った係員が今停めている駐車場とは別の方へ誘導しているので、オイも車を動かして誘導されている方へ行こうとする。
すると隣に停めていた車から男性が顔を出してオイの名前を呼ぶ。昨年夏に氷ノ山の福定親水公園から氷ノ山越へのコースで出会ったご夫婦だった。氷ノ山50マイルにも参加されていたそうだが、そのときはお会いできなかった。
どうやらご主人はオイと同じVFFでトレーニングをされているそうで、barefoot仲間だってことで会話も弾んだ。

受付を済ますとこの大会に誘ってくださった音亜さんを探す。探していると見たことあるレインボーアフロを見つける。知り合いも何人か参加されているようだ。
音亜さんと無事合流してゼッケンをどこに付けようかと悩む。寒いのでレインウエアを着て走ろうと思ったが、ゼッケンは前面の見えるところに付けてくださいという指示だった。
レインウエアに安全ピンで穴を開けるわけにはいかないので、オイはバックパックのショルダーベルトに無理やり付けた。音亜さんはTシャツに付けて、チェックポイントになるとレインウエアのファスナーを下ろして見えるようにするようだ。

大会の開会式が始まり、冒頭の挨拶で「ようこそ雨の比婆山へ。過去18回のうち16回が雨です。」これでみんな大爆笑!そして今回も雨ということは19回のうち17回が雨となりました。
これは次回大会に出場するなら雨対策(ゼッケンの付け方含む)をしっかり考えて来ようと思った。

110522比婆山スカイラン
   スタート直前、天候は小雨。寒いが登っていれば暑くなるだろうと考え、レインウエアのパンツは脱いで短パンになる。スタートゲートの近くにいるのにガスっていてあまり見えない。
係員がマイクで何か言ったなと思っているとバンッという号砲の合図でスタート。いよいよ18.5kmの比婆山スカイランが始まった。

スタートしてスキー場をクルリ一周して伊良谷山へと向かう登りのトレイルへと入る。やはりというか案の定トレイルは大渋滞。抜かそうに抜けない登りとなる。
スタートはやはり最前列辺りに潜りこんでおくほうが得策な気がした。それでも少しずつチャンスを見計らって抜いていき順位を上げていく。

伊良谷山までの登りで暑くなり上に着ていたレインウエアを脱いでバックパックに仕舞うこととなった。
スタート時の寒さにどうにか耐えて、薄着のまま頑張ってスタートしていたほうが良かったように思う。
スタート前まで上下保温ウエアを着ておいて、スタート直前に脱いでバックパックに仕舞ってレースに挑む。こうすればTシャツにゼッケンを付けておけば大丈夫だ。

雨は気にならない程度だが霧がすごく濃くて周りは何も見えない。ただ前のランナーを追いかけるだけのトレイルランニングとなる。
登りでは少々追い抜くことが出来たが、下りになるとヌメヌメとぬかるんだ泥のトレイルで滑りそうになりあまり飛ばすことが出来ない。
スパイクのような凹凸の付いたトレイルラン用のシューズだと多少の無理も出来るかもしれないが、オイはソールの磨り減ったVFF treckなので怖くてスピードが出せない。登りに追い抜いた選手に下りで再び抜かれてしまう。
このマッドなトレイルの下りをもう少し素早く駆け下りることが出来たらなぁと思った。
110522比婆山スカイラン
烏帽子山の頂上では大会関係者の方々が水やスポーツドリンクを用意して待っていてくれた。こういった方々のお陰で安心して楽しく山を走れるんだなと感謝する。今回は関係者の方々皆さんにご苦労様ですと声を掛けれたことが誇れることだ。

110522比婆山スカイラン
110522比婆山スカイラン
   烏帽子山を過ぎるとアップダウンのあまりないトレイルになるのでかなり走りやすくなる。比婆山御陵なんてどこだっけかなってくらいにトレイルしか見えてない。
トレイルはところどころドロドロの沼になったようなところもあるが、VFFはもう既に泥まみれなので気にもならない。
いつの間にかガスも抜けていて視界が良くなってきていて新緑が気持ち良い。雨に濡れた緑がキラキラしている。
110522比婆山スカイラン
ブナ林の樹林帯を抜けて池ノ段まで来ると視界が開けて雨上がりの澄んだ比婆山連峰を眺めることが出来た。あまりに気持ち良いので立ち止まり写真を撮りまくるw

一旦立烏帽子の駐車場まで下り、そこから竜王山までが最後の登り。しかし盛り上がりに欠けるロードの上り。前の選手を追いかけ追い越せとばかりに頑張る。

竜王山の頂上も景色が良かったので写真を撮り、いよいよゴールに向けて終盤戦のとことん下りを攻める。
軽やかに跳ぶようにをイメージして膝のクッションを沢山使い、そして腹に力を入れてブレない様に、出来るだけバテない様に心がけてみる。それでもスピードが出すぎて怖い思いもした。
110522比婆山スカイラン
この終盤の下りで全力を出し切ってしまい、ゴール直前ゲレンデを登ってゴールとなっているのだが最後の最後に歩いてしまう。右のふくらはぎが攣りそうになってしまった。
2:16:31でゴール。330人中の80位でした。

ゴールしてみて出し切ったなって思える大会だった。それと同時にまだまだ上にいけるんじゃね?とも思えた。
ゴール後公園センターのお風呂に浸かって汗を流す。オイが入るときに既に入ってる選手達は当然オイよりも早くゴールした選手達だ。
周りを見渡すと腹筋が割れてあまり脂肪のないアスリート体型の選手ばかりだった。
脚の泥を落としながらオイの腹のプニョをつまんでみる。。。

もう少し順位を上げるにはここの対策が近道かもしれない…。

オイがお風呂から出る頃、どんどんとゴールした選手達が入ってきてお風呂は大混雑になってきた。後から入ってきた選手達の多くはオイと同じように身体に蓄えを持った方達が多かったような…w



同じカテゴリー(走って)の記事画像
110925村岡ダブルフル100キロ
110731大山クロカン
110605チャリティーラン
110503大山山塊周回ラン
王子ヶ岳直登タイムアタック
110403チャリティーラン
同じカテゴリー(走って)の記事
 111106チャリティーラン (2011-11-14 11:54)
 110925村岡ダブルフル100キロ (2011-10-20 20:34)
 110731大山クロカン (2011-08-18 12:27)
 110605チャリティーラン (2011-06-06 16:56)
 110508チャリティーラン (2011-05-12 18:23)
 110503大山山塊周回ラン (2011-05-10 14:15)

Posted by ナオキ at 13:07│Comments(0)走って
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
110522比婆山スカイラン
    コメント(0)