HILLEBERG Allak(その2)
憧れの赤いお屋根のお家、ヒルバーグのアラックはインナーテントを外すことが出来てアウターテントだけのフロアレスのテントにもなる。
フロアレスなので物をこぼしたりしてもへっちゃらだし、靴を履いたまま中で過ごすことができてアメリカンなスタイルでキャンプすることが出来る。
アウターテントの大きさは縦230×横280×高さ105cmの6角形をしていて、フロアレスにすれば3人でもテントの中で食事したりすることが可能だ。
インナーテントとアウターテントは黒色のゴムバンドで繋がっている。
正確にはインナーテントから出ているゴムバンドの先にフックがあり、アウターテントにあるホールに引っ掛けてある。
インナーテントに荷物を入れたまま半分くらいフックを外すとかなり広い全室を作ることが出来る。
ベースとして使用する場合、昼間はこのスタイルがお勧め!
ちなみにアウターテントの入り口を開けなくてもアウターとインナーテントを分離する作業は出来るので、雨や雪のときでも大丈夫。
そしてインナーテントを全て外した状態。
前後に入り口があるので両方の入り口を開けるとかなり開放的になる。
(マウスポインタを合わせると前後の入り口を開けた状態)
アウターテントのみ実測重量で1288g
9mmアルミポール(1本) 202g×3本=606g
合計で1894gのセットとなる(+アルミペグ)
Kerlon1200
ケルロンはリップストップナイロンにシリコンを含侵させた素材で、46g/m2の重量素材で12kgの引き裂き強度がある。
それに経年変化がほとんど無く、撥水し、軽量で引き裂き強度に優れている現在考えられる最高のテント素材。
通常使用で20~30年は使える。
ルーフの下には透湿性防水素材を生地を用いたベンチレーションが付いていて、ルーフとアウターテントとの間から空気が入って中を換気する仕組み。
さらに換気が必要な場合などはファスナーの開閉によってベンチレーションの調整をすることができる。
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