20年度鴻八幡宮例大祭

ナオキ

2008年10月18日 16:31


  今年も待ちに待ったお祭りの日がやってきました。10月の第2日曜日が宮入りで、前の金曜日からだんじりを出して町内を曳き回しています。
そしてあっという間に3日間は過ぎてゆき、今は叫びすぎてつぶれた声と祭り疲れで風邪を引いてしまい、どうにもLOWな日々を過ごしています。
今回は沢山の写真を使って、この楽しさが伝わればと思い、鼻水を啜りながらアップします。いつも山と無縁のブログになってすみません。

【金曜晩】

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みんなして磨き上げただんじり!改修して広げた足回りのお陰で少しどっしりとした感じになった。


公会堂で婦人会の作ってくれた料理を食べ、ビールも飲みご機嫌で出発です。


しかしこの日は夜になり雨が降り始めて、だんじりの屋根にシートをかぶせて曳き回しました。


飲み屋の前でだんじりを停めて接待を受けてを繰り返し、だんじりを公会堂まで戻した後からも居酒屋を貸しきって決起集会!
酒~はぁ 飲~めぇ飲~めぇ…♪


飲みすぎました… ヘ(。Д、゜)ノ



そして今年はだんじりの中で寝る「だんじりナイト」を決行!!!


昨年もチャレンジしようとしたが蚊の襲撃を喰らい、3時間でリタイヤしたので今年はちゃんと蚊帳を持参。


灯りは今年流行の「アポロ」。結構使える道具だと思う。


シュラフは「Sky High Mountain works」さんオリジナルの寝袋。まだこの辺りの夜はそんなに寒くなかったので掛け布団のようにして寝た。
センタージップの使い勝手もGOOD!



【土曜日】

朝からピーカン!!! ご機嫌な天気です。予報では日曜日も問題ないみたい。


日中のお祭りは子供中心のお祭りです。小学生や幼稚園の子供たちの笑顔で溢れています。


これからもずっとこうした子供たちが笑顔で楽しめる祭りを続けていかなくてはならないですね。


今年オイが責任者になって一所懸命教えてきた小学生の男の子たちがだんじりに乗ってしゃぎりを演奏しています。


この日の日中は町内を回って更に他地区の方まで曳き回してきました。


  
【宵祭り】

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土曜日の夜、オイの地区は昔の祭りの再現ということで大仮装大会。 みんなそれぞれ思いのメイクをして登場してきます。
昔は大人がぐでんぐでんでやっていた祭りで、喧嘩や無茶をしても面が割れないようにみんなメイクしてたみたい…。
しかし今は祭りをまとめる協議会ができて揉め事も減ってきたので大丈夫です。
それにこのメイクでは吹き出してしまい喧嘩にもなりませんよね(笑)


そして宵祭りではこの格好でお宮まで行きます。
お宮のお膝元三地区が集まり参道で賑やかしをします。


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明日の本番を前に斜度16度あるお宮の坂へだんじりを持っていき引き上げます。


しかし大人だけで曳き回してる宵祭りの人数では到底お宮の境内まで上げることは出来ず、15分ぐらい練ったり上げたりを繰り返す。でも今年は例年よりも坂を上った感じがします。



【本祭り】

いよいよ本祭り当日。昨日までは自治会のエンジのはっぴを着てたのですが、この日は保存会のはっぴを着て曳き回します。


今日は鳴り子の手にも力が入ります。
オイの地区のだんじりは小ぶりなのですが、中に入れる大太鼓が大きいために子供が6人しか入れません。
しかも1人は大太鼓の上にまたがって乗っている状態です。


気合を入れて頭を「沖」ヘアーにした2人。お祭りって感じがプンプンします(笑)


午前中町内を曳き回し、公会堂に帰ってきて子供たちにお菓子を配って一旦解散。いよいよ午後からは宮入りです。



【宮入り】

18地区全てがいっぺんに宮入り出来るほどお宮の境内が広くないため、お宮から遠い地区の9地区が午前中に宮入り宮下りをして、午後からお宮に近い9地区が宮入り宮下りをします。
午前中からの熱気でお宮周辺はとても良い雰囲気になっています。


そしていよいよ沖熊地区の宮入りです。


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この日このときのために1年間みんなが頑張ってきた、その熱い思いでみんなの心がひとつになります。
最高の瞬間です。


そして無事に境内まで引き上げて、神主さんに拝んでいただきます。










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午後の9地区全てが宮入りした直後の境内の様子です。
かなりの盛り上がりで人人人の人だかり。年に一度の大賑わいです。



【宮下り】

午後の9地区全てが宮入をしたら順に宮下りをしていきます。
「朝間」地区の宮下り。


「和井田」地区宮下り。


沖熊地区の宮下りの頃にはすっかり日も暮れて照明の中を下りてゆきます。


最後鳥居をくぐってしまえば祭りが終わってしまいます。
停めては練り、また上ってと持ち時間いっぱいまで祭りを楽しみました。


  年々祭りに参加してくれる人が増えている。それだけ良い祭りが出来ている証拠だと思う。
オイが小学生だった頃より更に10年以上も前のは、この鴻八幡宮の例大祭はかなり寂れてしまっていたらしい。
それがおじさんたちみんなの力でここまで盛り上げて面白い祭りにすることができて県の重要無形文化財までになった。
オイたち若い世代もこの祭りを後世に残す為にもっとさまざまな努力をするべきだと改めて思った。

最後にいろいろと写真を提供してくださった近藤さん有難うございました。
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