恩原雪中キャンプ

ナオキ

2008年02月03日 20:30


  2月2日・3日で岡山県の北部にある恩原高原スキー場に雪中キャンプに行ってきました。
この恩原高原スキー場は多分岡山で最大級のスキー場ででしょう。パノラマゲレンデとファミリーゲレンデがあり両方でリフトが5基もあるのです。さらに動いていないリフトが2基。オイは結構好きなスキー場です。
  今回の旅にはコック長として父さんも参加しています。(ただ父さんは全く滑りません。呑みまくりです。)


2月2日(土)
  前日の夜から出発してパノラマゲレンデ側の駐車場で仮眠をとり、朝8時からのリフトの運転開始を待ちます。
そして1番にリフトに乗り込み誰もいないゲレンデに飛び出します。この朝一は人も少なく好きなように滑れていいですよね。

ファーストトラック。

恩原高原スキー場は夏は放牧地なのであちこちにバフパフなスペースが存在しています。
ただそのほとんどがリフトには直結してなくて、いったん滑ってしまえばリフトまでひたすら歩いて登り返さなくてはいけなく恐ろしいことになります。(しかしオイはそれでも滑ってしまうのですが…)


お昼はコック長自慢の豚汁定食。


午後3時ごろまでひたすら滑りました。渾身の24本です。



1番滑っているあたりがリフトに戻ることのできるバフパフ地帯。





  そして3時ごろに撤収してキャンプできるスペースへ移動。上の地図の恩原川って書いてある辺りへ。
そこは旧ファミリーゲレンデのあったところで除雪してない駐車場スペースがある。
そこにテントを張ってキャンプすることにした。今回使うテントはGoLite社のHex3という床のないティピー型テントです。

まずは雪を均してセンターポールを立てて

6箇所の角にペグを立てて、雪で固めて

テントが張るようにセンターポールを雪で高くして出来上がり。

夜は炭で焼肉に。雪が降っていたのでHex3の中で焼肉を焼くことにした。床のない分こんなことも平気でできる。
シルナイロンのテントは火に弱いそうだが今回の炭火焼肉くらいでは全然大丈夫だった。

やはり父さんは呑んでいる。

5時から8時くらいまで延々の宴。寒いが楽しい。ビールを飲み干し、焼酎の湯割りにホットラム。よく呑みました。

そしてオレンジに輝くHex3を撮って遊ぶ。



2月3日(日)
  朝5時くらいまではぐっすり。そしてやはり寒さで目が覚めた。あったかい白湯を飲んでまたシュラフに潜り込んで目を閉じる。
目を開ける、6時。まだ1時間しか経っていない。
テントの内側はかなり結露している。上はダウンを着ているので平気だが足が寒い。ろうそくに火をつけ身体を丸めて足を擦って温める。しかし温まらない。
仕方なく起きて靴を履いて外に出た。

テントに雪が積もっている。


車に行き父さんを起こして朝飯の準備にする。コーンポタージュスープ&残りの豚汁。やはり汁物はかなり温まる。
そしてテントを撤収して今日の滑る準備。



  本日のコースはキャンプをしたところの向かいにある山に登って滑る。
あまり長い距離滑ることは出来そうにないがそれでもわくわくする。
自分で登って登っただけ滑れるという単純なこと。
小さい頃に山の斜面をそりを持って登って何度も滑っていた記憶があるが、今もその延長線上で同じことをして遊んでいる。

小さい頃よりは少し賢くなって、ちょっといろんな道具を揃えているお陰で斜面を登るのが幾分楽だ。

本日一発目のドロップ。
雪は重め。でもやっぱり楽しい。そして登り返して

セカンドドロップ。
やはりへっぴり腰だなぁ…



しかし気づけばお昼前。そろそろ降りて帰らなくてはいけない。


帰りに温泉で疲れを取り今回の旅も無事終了。

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